ボクシングの構え

ボクシングの構えがしっかり出来ていますか?
パンチを打つというボクシングでの動作において、全ての基本となるのが構えですね。

 

 

自分にあったスタンスや構えをしっかり掴んで、それをしっかり覚えることで強いパンチが打てるようになるはじめの一歩とも言えるのです。

 

 

まず目線と顎の位置ですが、脇を締めて顎はしっかりと引いて、相手をおでこで睨みつけるような感じで、左拳は目線が通る位置にします。逆に悪い例としては、顎が上がり、目線の先に左拳がないようにして構えるのは良くありません。

 

 

また、両腕の角度は、右の肘から先の前腕を地面と垂直になるようにし、自分の体の中心軸と平行になるようにし、肘がへそに引きつけられるような感じで構えると良いですね。

 

 

一方、左の前腕も右と同様に地面と垂直にし、右手と平行になるようにします。
時々両手が「ハ」の字になるようになっている人も見かけますが、これは悪い例です。

 

 

何故なら、腕が開いてしまうと、相手からことらのパンチの軌道が見えやすくなってしまうからです。
更に、相手のパンチをブロックする時にも、力が入りにくくなり、パンチに回転もかけにくくなってしまうんですね。

 

 

そして、ボクシングの構えで中心になるのが足のスタンスで、広すぎても狭すぎても良くないと言われており、実際の適正スタンスには個人差があるものの、一般的に言えば両足の位置が前足のつま先と後ろ足の踵が一直線上に並ぶようにするのが望ましいと言われています。

 

 

更に、前足の膝は土踏まずの上にあるように意識しましょう。
つま先よりも膝が前に出てしまうと、バランスが悪くなりステップやターンがスムーズに繋げることが出来なくなるのです。

 

 

また、前のつま先が前を向いているのに、後ろ足のつま先が横を向くと膝が開いてしまうので、後ろの足が開かないように構えるようにしましょう。

 

なお、ボクシングの基礎とも言うべき、上半身の構え方における注意点があります。

この元・東洋太平洋スーパーフェザー級王座 三谷大和監修のボクシング上達プログラムDVDでは、上半身と下半身の構え方を再確することが出来ます。当然、悪い所があれば、そこを相手につかれるのがボクシングです。

 

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