右ストレートに合わせたカウンター

ボクシングでカウンターを決めたいと思っている人も多いかと思います。
マンガなどに良く出てくるのは、相手のジャブに合わせてパンチを打つクロスカウンター。

 

カウンター2

 

カウンタにも色々な種類がありますが、基本的には相手のパンチや体の動きに合わせて打つパンチになり、敵が向かってくる勢いを利用して威力を増加させることが出来るので、身につければ、一撃必殺の強力な武器になります。

 

 

カウンターを狙うためには、相手の動きや癖を読んだり、敵のパンチの打ち始めのモーションを見定める必要があります。
しかも、防御動作をしっかり行いながらパンチを繰り出すという高度なテクニックが求めれます。

 

 

そんなカウンターですが、右ストレートに対しては比較的合わせやすいでしょう。何故なら、距離の遠いところから相手がパンチを打ってくるからです。

 

 

なので、相手が打ってくるモーションを察知したらカウンターを狙うのもありです。
それには、相手の右ストレートをヘッドスリップでかわし、踏み込みながら左斜め前に体を移動させて、敵のパンチの軌道をわし、同時に右ストレートを打ち始めます。

 

 

この時は、頭を少し左側に傾けなパンチをよけるようにします。そうすると体の軸が左に移動しているので、右肩が相手の頭のほぼ正面にあるので、そこから伸びるストレートで顔面を打ちます。

 

 

自分の右腕が相手の右腕と交差してすれ違う軌道でストレートを打てば、相手はかなりのダメージを受け、ノックアウトも可能です。
また、相手の右ストレートに対して、カウンターの右ボディストレートを打つのも良いですね。

 

 

この時には、相手の右ストレートをダッキングでかわしつつ、相手のパンチにタイミングを合わせて踏み込み、重心を下げながら打つようにします。
この場合もやや頭を左にやや傾けて相手のパンチをかわし、踏み込みを生かしたストレートを相手のボディに伸ばします。

 

 

ただし、最初から狙うのは消極的なボクシングになりやすいので、あくまで攻めながら、タイミングを掴むように練習していきましょう。

 

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