ストレート拳の握り方と向き
ボクシングのストレートのパンチはタテ、ひねるなど、拳の握り方や向きはどのようにしていますか?
パンチを打つときにひねりを入れずに拳がタテのままなら、相手のガードを通りやすく、速く打てるというメリットがあります。
ですが、軽いパンチになってしまうというデメリットがありますね。
なので、状況や目的に応じて使い分けます。
例えば、前の手の左ストレート、ジャブは、相手の一番近いところから出すパンチなので、最も当たりやすい。
ただ、ボクシングは相手にダメージを与えなければならないスポーツなので、相手にパンチを当てる瞬間に拳をひねると力が入りやすく、インパクトもそれだけ大きくなります。
そんな力の入ったパンチを打つためには押さえておきたいポイントがあります。
それは、拳の握り方です。
この時に小指から握り込むと、相手に思った以上のダメージを与えることが出来るんですよ。
それに手のリーチが10センチくらい違ってきて、ぐっと奥まで力の入ったパンチが届くようになります。
逆に、拳を人差し指から握ると力が入らない。
ストレートを打つ時には、右も左もタテから当たった瞬間にグイッと拳を握ってひねるんです。
この時に小指から握りこんでいくようにするのがコツです。
ちなみに、拳の先端が相手に当たった時が一番威力があり、最初から相手に向けておいて真っすぐストレートを出す。
これが一番勝率アップです。
要は相手の顎に向けて最初から拳を向けて、真っすぐストレートを打つ練習をしたほうが、あれこれやるより試合で効果的に相手を倒せます
特にパンチ力に自信がないという選手は尚のこと、拳の当て方は身につけておきたいテクニックです。
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