連続攻撃の防御するテクニック

相手の連続攻撃の防御が上手く出来ていますか?ボクシングで試合を有利に戦うためには、相手の連続攻撃に対しては、一つのディフェンスの動きをスムーズ連携する防御のテクニックであるコンビネーションが大切です。

 

連続攻撃の防御

例えば、相手の左右のストレートのワンツーを防御するなら、パーリングで左を防ぎ、右のパンチをヘッドスリップでかわすというような感じです。

 

ポイントは、相手の最初の攻撃を小さい動きで防ぐことです。そうすることで次の動きがスムーズに行うことが出来るようになります。

 

 

このように行えば、体勢が崩れていないのですぐに次の反撃にも素早く移ることができます。ですが、初めの動きが大きくなってしまうと波状攻撃を受けた時に、体のバランス崩して立て直しが難しくなってしまいます。

 

その為、バランスをとれた防御態勢を保ちつつ、いつでも反撃出来るようなポジション、姿勢をとれるようにする必要があります。

 

また、相手のワンツー、フックの3発のパンチの連続攻撃を防御するテクニックとしては、相手のストレートのパンチを横から払うパーリングを上手く使ってさばくことができれば、基本の姿勢は崩れず、どんな動きにも対応できスウェーへの連携などもやりやすくなります。

 

 

その他に、相手の同様のコンビネーションの連続攻撃に対しては、パーリングからブロッキングの連携で行うのも良いでしょう。左フックをブロッキングで防御すれば体勢を保てるので次の攻撃に移行しやすくなります。

 

どちらで防ぐかは、その瞬間の動きやすさやどの動きに連携させるかなどによって変わってきます。

 

相手の3発のパンチを空振りさせれば、敵の攻撃のリズムを崩したり、スタミナを消耗させたりすることも出来、その隙をついた反撃が可能になります。

 

 

また、相手のパンチをかわすときは、素早く後ろに下がるバックステップなどフットワークもしっかり身につけておくことも欠かせません。

 

ただ、相手のフェイントには十分に注意しましょう。敵の連続したパンチを防御できれば、不要なダメージを防げ自分のパンチを当てやすくなるので、更に有利な試合展開が出来るようになります。

 

一つ一つの防御の練習を徹底的に行うのと同時に、攻撃の練習をしているときでも常に防御の動きを意識して取り組んでいきましょう。

 

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